スギモト 豊田工場ブログ

工場のこと、製品のこと、直売会のこと等々、いろいろお知らせします

スタッフのつぶやき 工場内の現場を冒険風にご紹介(第6章)


前回までのあらすじ

 

『つぶやき』は「プロセスセンターの部屋」を訪れたが、どういう訳か誰ひとりいない無人の部屋であった。謎だけが残ってしまったが、気分を変えて次の「加工の部屋」に向かうことに… 

 

第6章 女性だらけの加工の部屋

 

「プロセスセンターの部屋」をあとにした『つぶやき』は「加工の部屋」に向かうことにした。

「加工の部屋」では、ハンバーグという商品を主に作っているらしい。

多い日には1日で約9,000枚のハンバーグを出荷しているそうだ。

 

 

つぶやき「そういえば城の入口の直売会という商店に、1袋10枚入りのハンバーグが並べてあった気がする…。あれは加工の部屋で作られていたのか…。」

 

 

「加工の部屋」に近づいてくると、大きな話し声が聞こえてくる。

それも全て女性の声のようだ…。

 

 

そっと「加工の部屋」の扉を開けてみると…

 

 

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たくさんの人々が作業している! それもほとんど女性ではないか!!

いったい何の商品を作っているのだろうか?

 

『つぶやき』は何の商品を作っているのか、小声で聞いてみた。

 

 

つぶやき「これは、ハンバーグという商品ですか?」

 

 

加工の部屋のボス「これはハンバーグじゃないよ!!」 

 

加工の部屋の小ボス「豚ロース肉のオリーブオイル漬けを作っているんだよ!」

 

加工の部屋のボス「ハンバーグは奥の部屋で作っているよ!」

 

 

なんとも威勢のいい声に『つぶやき』はすっかり萎縮してしまった。

 

『つぶやき』は加工の部屋の人々のパワーに圧倒されつつも、ハンバーグを作っているという奥の部屋に向かった。

 

 

奥の部屋では…

 

 

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ミキサーという大きな機械に挽き肉や玉ねぎ、調味料、パン粉、牛乳、卵などを入れて…

 

 

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「おいしいハンバーグになりますように…」と呪文を唱えて練ります。


その隣では…

 

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成型機という型抜きの機械を使ってハンバーグを大判型にします。

 

 さらに奥の部屋では…

 

 

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自動包装機という機械でハンバーグを包装していきます。

 

ハンバーグの製造風景にみとれていると、加工の部屋のボスが私に何かを告げようとしている…。何だろう?

 

 

加工の部屋のボス「この先は、ハムウインナー城だよ。しかし、ハムウインナー城に行くには、そこの分厚い扉を開けなくてはならない。一筋縄ではいかないよ! こころして行きなっ!!」

 

 

「ハムウインナー城」についての情報を教えてもらったつぶやきは、加工の部屋のボスに深々と頭を下げて丁寧にお礼を言い、加工の部屋をあとにした。

 

 

と同時に、加工の部屋の人々のパワーに圧倒されてしまった『つぶやき』は、自分のレベルの低さを痛感した。

 

 

つぶやき「このままハムウインナー城に行ったとしても、ラスボスには到底勝てないだろう…。もっと強くならなくては…。」

 

もっと経験を積んでレベルアップすることを心に誓う『つぶやき』であった…。

 

 

次回、ついに「ハムウインナー城」に向かう『つぶやき』の運命はいかに…。

 

最終章へつづく…。