「ハムの日」は、日本ハム・ソーセージ工業協同組合により、「8月6日」と定められました。
由来は…ご想像の通り「ハ(8)・厶(6)」の語呂合わせ ( *´艸`)クスクス
といっても、ほとんどの人が知らない「ハムの日」。
大々的なイベント等が行われないのは、1945年8月6日に広島県に原爆が投下された「広島平和記念日」でもあるから。
ちなみに8月9日は「ハンバーグの日」だそうですが、こちらも「長崎原爆の日」と同じ日のため、大きなイベントは行われていないみたいですね。
どうせなら語呂合わせとかじゃなくて別の日にすればよかったのに、と思うのは私だけ?
そういえば、「生ハムの日」もあって、こちらは11月11日だそうです。
またいずれブログでご紹介しますね。
さて、話変わって、そもそもハムっていつごろから食べられていたのでしょうか?
はっきりはしていませんが、肉を『塩漬けすることで長く保存できる』ことを古代の人が知ったのが、ハムやソーセージのはじまりと言われていて、紀元前7000年頃には作られていたとも、古代中国では4800年前からハムらしきものが作られていた、とも言われています。
それから徐々にハムやソーセージの製造が各地に広がって、12〜13世紀になるとヨーロッパ全域で作られていたようです。
では「日本」でハムが食べられるようになったのはいつからでしょうか?
現在のような形でハム・ソーセージが出現したのは、江戸時代後期の長崎出島とされています。
居住するオランダ人が自らの食用にハム・ソーセージを作っていて、客として招かれた日本人が口にした「臘干(ラカン)」が今日のハムに当たる、と言われています。
記録に残っているものとしては、1872年(明治5年)に長崎の片岡伊右衛門さんがアメリカ人のペニスンさんからハムの製法を教わってハム工場を建設したのが始まり、と言われています。
1921年(大正10年)、ドイツ人のアウグスト・ローマイヤーさんが日本独自の「ロースハム」を作った頃からハムを食べる人が増えていったらしいですが、当時のハムはとても高価で、ハム1本の値段が公務員の初任給の3分の1くらいだったそうです。Σ(゚д゚lll)ガーン
庶民の口に入るのはまだまだ先で、1960年~1970年(昭和35年~45年)頃にやっと一般家庭の食卓にのぼりはじめました。
今では食卓の定番として、お弁当のおかずやおつまみとしてすっかり定着したハムですが、もともと高級品であったことと、保存がきくことでお中元やお歳暮のギフトとして贈られるようになりました。
スギモトでも「百年の匠」シリーズのハムギフトが人気商品になっています。
近々、Web直販「直売GO!」でギフト解体セールを行なう予定ですので、この機会にぜひスギモトのハムをお試しくださいね~。